モルディブで南の島の王様になる! – 3 - 水上コテージで海をベッドにする快感。

(2011.02.16)

モルディブといえばイメージするのは水上コテージ。今日からいよいよこの旅のハイライト、水上コテージに移動することになった。

今回訪れている『ビーチハウス・モルディブ・ウォルドルフ・アストリア・リゾート』には、島の北側に「ウォーターヴィラ」30棟、南側に「オーシャンヴィラ」17棟と、2か所の水上ヴィラがある。今回宿泊するのは「オーシャンヴィラ」。
 

「オーシャンヴィラ」の面積は110㎡。広いベッドは縦になっても横になっても眠れるほどの大きさ!
ジャグジー機能のついたバスルームも広々としており、海が見える。


 

ガラス張りの床から海底を眺めることができる。無料無線LAN完備なのでインターネット接続も快適。
 


サンデッキにはベッド、モルディブスタイルのブランコ、海の上のハンモックなどが用意されている。海に向かうプライベートプールも。コテージから直接海に入って泳ぐこともできる。

(本文)
水上コテージでしばらくのんびりしていると、床下から海の音が聞こえてきて、不意にベトナムのハロン湾の水上生活者のことが思い出された。海の上で暮らすというのは、ちょっとこんな雰囲気なのかもしれない

さて、夕闇が迫ってきたら専用の電話でバギーを呼び、“世界一のソムリエ”に会いに行こう。島の地下にあるワインセラーの中のレストラン「The Celler」だ。


 

The Celler。セラーにあるワインは3600本、さらに倉庫の中には1万本がラインナップされているとか。もちろん5大シャトーのワインも。



 

中央が“世界一のソムリエ”と呼ばれているサニーさん。中国人とオーストラリア人の両親を持ち、世界各国で修行。日本でもワインサービスの仕事に携わっていたことがある。

サニーさんのすごさはその接客。4か国語を話すだけでなく各国の文化事情にも通じており、たとえば今回、我々取材班には「これは美空ひばりさんのようなワインです」と『川の流れのように』を歌いだした。また、八代亜紀や山口百恵の歌を歌いながら説明をしてくれた。これをフランス語で「エディット・ピアフ」、英語で「マイケル・ジャクソン」等、各国語でやっているのかと思うとその話術とホスピタリティには驚くばかりだ。毎年彼と会うのを楽しみに島を訪れる客が大勢いるというのもうなずける。

ウェルカムスパークリングとオードブル。

 

この日飲んだワイン。
 

南の島でも温度管理されているセラーはずっといると寒くなる。足下は石を温めてほかほか。気持ちよくワインが進みます。

 


翌朝目覚めて、コテージから海に飛び込んだ。朝日を浴びながら気持ちよく一泳ぎして部屋に戻ってみると、朝食の準備がされていた。


フルーツ、ジュース、焼きたてのパンケーキなど。あたたかい食べ物は温度調節のできる岡持に入れて運ばれてくるので、部屋でもあたたかいまま食べることができる。



いよいよモルディブの旅が終わった。島ではインターネットが繋がるので日本とのやり取りもできるし、東京やニューヨーク、パリなどにいる時と同じように仕事もできる。だが、窓の外も下もすべてが海。どこにいてもスタッフが至れり尽くせりのサービスをしてくれる。そういう、夢のような時間が過ごせるのがこのリゾートだ。またすぐにここへ帰って来たいと思った。



今回の取材に同行したみなさんと、お世話をしてくれた現地スタッフの方々。楽しい時間をありがとうございました。

 

※モルディブの情報を日本語で! ヒルトン日本語サイトオープン。のコラムはそのまま

 

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