アートで“憩う”ひととき。ホテル『グランヴィア大阪』。

(2011.04.07)

仕事やプライベートで何度も訪れている大阪。そんな中でも、忘れられない思い出があるのが、ホテル『グランヴィア大阪』です。
 

北欧テイストが素敵な「フレイア」

沖縄美ら海水族館で広報をしていた頃、PRプランナー試験受験のため、大阪へ。迷子にならないよう大阪駅直結のグランヴィア滞在に決めたまでは良かったのですが、あまりの忙しさに、沖縄⇒大阪の機内で、まさかの発熱&意識喪失。空港の医務室で呆れるドクターを「PRプランナーになりたいんですっ」と気合いだけで押し切り、点滴を打ってもらって、なんとかホテル到着。楽しみにしていたインテリアを堪能する余裕もなく、ベッドに倒れこみました。

試験の結果は……合格!第1期PRプランナーになることができました。ドクターストップ寸前のコンディションでも合格できたのは、くつろげるお部屋のおかげだったかも。以来、この受験&グランヴィア滞在が、私の大阪の1番の思い出になっています。

今回は、久しぶりのプライベート大阪。せっかくなので、リニューアルオープンしたエコロジー&ヒーリングのコンセプトルーム「憩(いこい)」にステイさせていただくことにしました。グランヴィア大阪では、幅広い層のお客様にホテルライフを楽しんでいただけるよう、通常のビジネスユーススタイルに加えて、「北欧」や「なごみ」をコンセプトに客室のリニューアルを進めています。「憩」は、フロアコンセプトに基づくリニューアル第3弾で、ビジネスパーソンと大人の女性、そのご両親にあたる層向けに、身体にも環境にも優しいくつろぎの空間としてデザインされました。

今回宿泊させていただいた「憩(いこい)」。壁のアートが素敵!

お部屋のある26Fに到着すると、エレベーターを降りたとたんに柑橘系の爽やかな香りが。香りの第一印象って大切です。家でもシーンに応じてアロマオイルを使いわけているので、旅先とは思えないリラックス感がありました。室内は、まとまりのある落ち着いた雰囲気。ヨーロッパの森を思わせる色調はとてもシンプルですが、壁のアートや間伐材でできたオリジナルスツールがアクセントになって、落ち着きと個性が調和した、やすらげる空間になっています。

私のお気に入りは、ツインルーム限定のタペストリー(ペットボトルなどの再生原料を50%以上使用した糸を使用)の展示。リボンの切れ端を無造作にまとめたような質感が絶妙で、無機質になりがちな白い壁をキュッと引き締めていました。ラグをタペストリーとしてかけるアイディアは、自宅でも気軽に取り入れられそう。ちょっと真似してみようかな。

間伐材のスツールとタペストリー

「憩(いこい)」は、「旅先でもリラックスしたい」「同じ滞在なら、環境にちょっといいことをしたい」という方々に支持されています。女性には、特にアート展示が好評で、部屋によって異なる作品を楽しみにされている方も多いそうです。グランヴィア大阪では、今後、展示しているアートを入れ替えたり、新しい宿泊プランを展開したりと、お客様が滞在をより自由に楽しめるようソフト面のアップデートに力を入れていく予定です。

変化し続ける余白があるからこそ、リラックスできる憩いの空間。すべてを決めつけすぎずに、意識的にふっとゆるめている感じがとても心地よかったです。変わり続けるホテル、グランヴィア大阪。次の滞在が今からとても楽しみです。

 

ホテルグランヴィア大阪
Tel:06-6344-1235(代)
大阪市北区梅田3丁目1番1号
http://www.granvia-osaka.jp/

・グランヴィアフロア「憩(いこい)」デラックスシングル(20㎡) 1名様利用23,100円 
*「地球にやさしい時間~カーボン・オフセット付宿泊プラン~」(ツイン14,500円~)等、宿泊プランも充実しています。