from プーケット - 13 - LCC利用でクアラルンプールへ。
1泊2日のユルユル女子一人旅~★

(2012.02.10)

2012年に突入したかと思いきや、気づけばもう2月に突入している事に微妙にショックを受けるあたし。30歳を過ぎてから時が過ぎるのが加速度を増していると感じながら、今年3○歳。知らないうちに立派なアラフォー女子になっていました。

偶然にも東南アジアに住みついてから計10年以上が経つのですが、せっかく東南アジア圏内に住んでいるのに、東南アジアといえば1時間30分ほどのフライトで行ける同じタイ国内のバンコクにしかいっていなかったので、昨年末、ビザラン(3か月に1回の国外出国)を兼ねてお隣の国マレーシアの首都、クアラルンプールに1泊2日のユル弾丸個人旅行をしてきました~。自分の性格上、短時間でてんこ盛りに楽しむ欲張り旅は逆にストレスになるので、短時間で無理せずにじっくり1スポットをお散歩するのがユル弾丸。

ということで、今回の旅の目的地はマレーシアの首都クアラルンプール、マレーシアの銀座とも呼ばれている街一番の繁華街『ブッキビンタンエリア』をご紹介しちゃいたいと思いま~す☆


都会の一角にある屋台風景。
格安LCCでお得な旅をする極意。

昨年から日本でも話題になっている格安旅客機LCCはエアーアジア。タイでは、数年前から飛んでいますが、プーケット発のチョイスはまだまだ少なめで残念。ちなみに、このエアーアジア、チケットは2か月前ぐらいからインターネット経由で予約した方がお得です。便利な日本語サイトもあります。旅行会社経由だとプーケットの場合、手数料を取られます。「ネットで予約はちょっと……。」というアナログなあなたは、エアーアジアカウンターへ直行すれば、手数料無しで予約できます。(その代り、カウンターまでの移動時間は消費します。

インターネットも質問やオプションが多いので初めての方は意外にドキドキします。)早めに予約すればお得なプロモーションも時間帯によってイロイロありますが、チケット価格、預ける荷物代金、空港使用料、座席指定などもろもろ合わせると、予約前は安いと思っていたお値段が1.5倍ぐらいになっていることもあるので、ご注意を。
今回の旅は1エリアを楽しむユル弾丸旅行ということで、当日はプーケット空港8:30発現地10:30着、帰プーケットは次の日の22:00。1日半ぐらいマレーシアに滞在できる計画で、今回はこちらのフライトでブッキング。もちろん手荷物オンリーでコストダウンも忘れずに。エアーアジアは、WEBチエックインが可能なので1時間ぐらい前に空港についていれば、OKです。

あたしの場合、早朝出発でガラ~んとした空港。プリントアウトした(もしくはスマートフォン)をカウンターのお姉さん(早朝でほぼやる気のなさ満点。)に提示してチケット手続き完了。荷物を預ける人は結構長い列に並んでいたので、ラッキーでした。

飛行機は、もちろんタッチパネルの液晶画面なんて座席には付いていませんが、プーケット⇔クアラルンプールのフライト時間は、ほぼ、プーケット⇔バンコクと同じ1時間30分ほど。ということで、ウトウトしている間に目的地クアラランプールに到着。この時間だったらドリンク&フードサービスがない格安フライトで十分だと思いました。


早朝は(?)まったくもって、やる気のないスタッフ@プーケットエアポート。

LCCは食事サービスが無いので、ダンキンドーナッツ&ホットコーヒーで朝食を。気分は60年代スター。
飛行機を降りて「えっ」と目を疑ったのが、よく50年、60年代の映画やモノクロ映像でタラップからスターが降りる姿、アレです。さらには、野外に通路があってその通路を歩いて入国手続きまで。というか、降りた瞬間、空港内の飛行機が全部真っ赤な機体のエアーアジア機体だと知ったあたし。どうやら、ここは、エアーアジア専用の空港のようです。さすが、メイドイン・マレーシアのエアーアジア。この簡素な風景、東南アジアの空港という感じが何気に気にいってしまいました。

マレーシアは、昨年6月~犯罪者やテロリスト防止の為に指紋採取が義務づけられるようになりました。なんと、この指紋採取初体験であるあたしは、あまりもの緊張&身長が足りない事もあって3回もやり直しを要求されてしまいました。入国審査のお兄さん英語はもちろんのこと、タイ語もフランス語もしゃべれる。さすが、人種のるつぼマレーシア!!


タラップで風に吹かれてみたい方は一番最後にでどうぞ。
シンガポールを本拠地にする大手ホテルグループ直営
『フラマ・ブキッビンタン』

そんなこんなで、入国も無事住み、目指すは今回予約したホテル『フラマ・ブキッビンタン』。ネット上では、マレーシアのホテルをお勧めホテルを紹介しているブロガーの方やサイトが少ないので今回は、マレーシア観光局さんがブログに載せていた新規オープンの『フラマ・ブキッビンタン』を選びました。

シンガポールを拠点に都市で15のホテルとヴィラリゾートを運営するフラマ・ホテルズ・インターナショナル経営だけあって、某ホテル予約サイトでも人気。行き届いたサービス&スタイリッシュなデザインが魅力のホテルグループ。バンコクやクアラランプールなど交通機関が整っている首都では、駅から近くて近辺にショッピングモールが点在している事は宿泊先選びに欠かせません。それに加えて、コストパフォーマスンスが良く、出来たてほやほやのホテルと来たので今回は『フラマ・ブキッビンタン』に宿泊決定したのでした。


大人カラーで落ち着いたお部屋。

ホテルの周辺には本格的中華レストランが多くまた違った雰囲気。

***

ともあれ、クアラルンプール通の友人(インド人)から「エアーアジアのバスに乗ってKLセントラル駅(東南アジア最大級の駅で都市の中心部)まで行って、そこからホテルまでタクシーで行けば安く移動できるよ。」と事前にきつく教えられていたので、エアーアジアの赤いチケットカウンターを入国出口近辺でキョロキョロ探しましたが、見つからず。ベレー帽をかぶった軍隊チックな洋服を着た空港職員らしき人に「エアーアジアのバスは何処ですか~?」と聞いたら、あそこ、とまったく違う会社名が書かれた看板を指されて、「?」もう探す気力も失せていたので、そこのカウンターで手を打つことにしたのですが、途中いろいろな場所でお客さんをピックアップしたり、激安宿が密集するチャイナタウンなどで人を下ろしたりしている内に、すでに所要時間2時間。

やっと降りたと思ったら、各ホテルに連れて行くからと小さなタクシーサイズの車に乗せられ動き出したと思ったら、渋滞で車が進まない~。バンコク以上の渋滞タウンであったクアラルンプール。たまたま、隣りに座ったアメリカ人らしきお兄さんは時間がかかり過ぎだとキレまくっていたので、結局、忍耐強い日本人の私が最後に降ろされる羽目に……。最終的に空港からホテルまでの移動に2時間30分も掛かってしまったのでした。それにしても、『フラマ・ブキッビンタン』級の大型ホテルにしておいてよかった!車がホテル前で止められないような小さなホテルだと車移動はめちゃくちゃ不便なのですね。クアラルンプールって……。


タクシーよりかはかなり安いけど…。時間がとにかくかかるバス。

ジャングルと共存する都市『クアラランプール』。
さすがアジアンホテルチェーン!

空港から賞味2時間30分ほどでようやくホテルに到着。時間はかかりましたが、車窓からマレーシアのシンボルツインタワーやテレビ塔もバッチリ堪能したので、お得に観光をしてしまった感じです。さてさて、今回のお宿『フラマホテルブキタン』ですが、さすが口コミ評判が良いだけあって、スタッフのみなさんがとにかく親切で好印象。旅好きだけど、最強の迷子さんであるあたしは、そんなスタッフさんの優しさに甘えしっかり行きたい場所をMY地図に赤ペンマークしてもらいました。もちろん建物も新装オープンホテルだけあってさすが、ロビーもスタイリッシュ。お部屋もブラックを基調にしたシンプルな大人の作りで、ベットマットの硬さも硬すぎず、柔らかすぎずちょうどいい!!こんなお手頃なお値段なのに、プールもジムも施設も整っている上に、心地よいサービスを受けられて最高です!!さらに、日本語ニュースやドラマがNHKワールドプレミアムも視聴できるとくればもう文句なし!!!モノレールステーションの『インビ駅』まで約3~5分で歩いて行けるし、今回の旅の目的地でもあるブッキビンタンエリアにも歩いて移動できる立地とくれば、「もう、汚いゲストハウスには泊まれないの……。」と心底思う女子に重宝するホテルになること間違いなしです。


お花の活け方もスタイリッシュ。

温かみのある色調を使っている落ち着いた寝室。
渋谷+銀座=ブッキビンタン

お部屋に備え付けてある紅茶を飲んでリフレッシュしたら、早速ホテル近辺を散策。ホテルから出ようとしたらスタッフの女性が「雨が降りそうなので、カサを持っていったらいいですよ~。」と傘を貸してくれました。細かい気配りに感動。その後、この傘の出番が無くて買い物の邪魔になったとは口が裂けてもいえないのですが……。

ホテルを出て3分ほど歩けば、庶民の足として大活躍するKLモノレール『インビ駅』。このあたりはホテルやローカルファッションブランド店舗や室内遊園地などが盛りだくさんに入った『ベルジャ・タイムズスクエアー(Berjaya Times Square) 』は、すぐ目と鼻の先。

その前の道を渡って揚げ物屋台が並ぶごっちゃりとしたアジアン裏道路地伝いを歩いていくと、地元の女の子必見、お手頃価格の洋服やアクセショップ、携帯ショップからスーパーマーケットまで地元価格でお買いものが楽しめる人気ショッピングモール『スンガイ・ワンプラザ』へ。

このショッピングモールでお勧めなのが、LG階にあるマレーシア発の靴ブランド『VINCCI』のアウトレット店。カワイイデザインでとにかく半端なく安い!!靴だけでなくサングラスやベルト、バックも盛りだくさん。しかもアウトレットで普通に安いだけでなく、観光客はパスポートを表示すればさらにプライスダウン~。ときたら買わずにはいられないでしょう。ということで、早速革製のビーサンを3足ゲット。ただこの『スンガイ・ワンプラザ』かなりお店がつまっているので、店内は迷路の様…。一度入ると巨大迷路のようになかなか外に出る事ができないが悩みです。

やっと魅惑の『スンガイ・ワンプラザ』を出たらそのままブキッビンタンモノレールステーションへ。そのまま大通りJalan Bukit bintang を右に歩くとすぐに地上階、通り沿いに日本でもお馴染みな『ZARA』の店舗が入り、その他にもニューヨークを拠点とするマレーシアデザイナーザン・トイ氏のブテックなど出店しえいる『ロット10』をそのまま通過し、道路の名前通りに『じゃらんじゃらん=ぶらぶら歩いていく』と親しみ深い日本ブランド、ユニクロ店舗が入っている『フアーレンヘイト88(Fahrenheit88)』

そして交差点を渡たるとこのエリアで一番新しいショッピングモールパビリオンへ。パビリオンには、プラダやグッチなどの大手ブランドの他に、『Forever21』と『TopShop』が入っていましたが、お値段はちょっとお高めな気がしてしまいました。『スンガイ・ワンプラザ』でお買いものをしてから行くと価値観が変わってしまうのでしょうか?ところで、このパビリオンには、とってもスタイリッシュでインド、マレー、中華、日本など多国籍料理が充実しているという評判のフードコード『Food republic』がありま~す。ここなら「一人ごはんは苦手なの。」という女性でも周囲を気にせず気軽に食を堪能できますよ。ということで、遅めのお昼はこちらのフードコートで、マレーシアを代表するココナッツミルクで焚いたごはんに小魚やピーナッツ、辛いサンバルを混ぜて食す『ナシレマ』をいただきました。マレースタイルの朝ごはんとして有名なナシレマですが、種類も基本シンプルなベーシックの他にチキンやフィッシュなんかもあってナシレマの奥深さを感じました。


路地の揚げ物屋台もタイとは一味雰囲気が違います。

『スンガイ・ワンプラザ』内の『VINCCI』は、路面店よりも安い!!

***

やっと魅惑の『スンガイ・ワンプラザ』を出たらそのままブッキビンタンモノレールステーションへ。そのまま大通りJalan Bukit bintang を右に歩くとすぐに地上階、通り沿いにZARAの店舗が入り、その他にもニューヨークを拠点とするマレーシアデザイナーザン・トイ氏のブテックなど出店しえいるロット10をそのまま通過し、道路の名前通りに『ゃらんじゃらん』ぶらぶら歩いていくと親しみ深い日本ブランドユニクロ店舗が入っているフアーレンヘイト88(Fahrenheit88)。そして交差点を渡たるとこのエリアで一番新しいショッピングモールパビリオンへ。パビリオンには、プラダやグッチなどの大手ブランドの他に、『Forever21』と『TopShop』が入っていましたが、お値段はちょっとお高めな気がしてしまいました。『スンガイ・ワンプラザ』でお買いものをしてから行くと価値観が変わってしまうのでしょうか?ところで、このパビリオンには、とってもスタイリッシュでインド、マレー、中華、日本など多国籍料理が充実しているという評判のフードコード『Food republic』が有名。ここなら「一人ごはんは苦手なの。」という女性でも周囲を気にせず気軽に食を堪能できますよ。ということで、遅めのお昼はこちらのフードコートで、マレーシアを代表するココナッツミルクで焚いたごはんに小魚やピーナッツ、辛いサンバルを混ぜて食す『ナシレマ』をいただきました。マレースタイルの朝ごはんとして有名なナシレマですが、種類も基本シンプルなベーシックの他にチキンやフィッシュなんかもあってナシレマの奥深さを感じました。


みんな『パビリオン』を目指してブラブラしている人が多いのかも。

今回の旅の1目的『ナシレマ』@Mak Tom’s
空港まではエアーアジアバス利用が早くてリーズナブル!!

お腹を満たしたらぼんやりテクテク歩いてホテルに戻り、なんと世界で4番目に高いというテレビ塔が見えるプールサイドで濃厚ボルドーワインとスナックを堪能したらどっと旅の疲れか、年の疲れかはたまた、ただ酔っぱらっただけなのかNHKワールドプレミアムを観ながら知らないうちに爆睡。次の日はのんびり起きてホテルごはんを堪能し、ちょいと朝のブッキビンタンをお散歩したら、ホテル前からTAXIを拾って空港行きのエアーアジアバスが発車しているKLCC駅へGO~!!駅奥の階段を下って空港行のバスが並ぶバス停に行くとオーマイガット。またまたカラフルな種類のバスが沢山……。どれもエアーアジア空港へ行く予定のようですが、チケットを販売するおじさんがわんさか寄ってきて、みんなうそつきに見える~。と、遠くの方にエアーアジアデザインの真っ赤なバスを発見。お会計はバスの中で。帰りは、騙されることなく無事にエアーアジアバスに乗って空港までたどり着けたのでした~。と、ココで旅は終わりかと思いきや空港内で、19世紀にマレーシアに移り住んだ華僑達がコーヒー豆に少量のマーガリンと砂糖を加えて焙煎された普通のコーヒーよりもやや白色帯びたコーヒーホワイトコーヒーのチェーン店『OLD TOWN WHITE COFFEE』の店舗を発見。お昼ご飯と一緒にコーヒーではなくホワイトティーを堪能。濃厚でこれまたタイのアイスティーとは違った癖の無い味でかなり気に入りました!コーヒーは次回の楽しみにとっておくことにしますっ。


プールサイドからバッチリ見えるテレビ塔

『OLD TOWN WHITE COFFEE』はスタバよりもおススメ!
ショッピングシーズンを狙おう!!

今回のクアラランプールゆるゆるツアーで感じたことは、マレーシアはショッピング&グルメパラダイスということ。お手頃品からメゾンブランドまで豊富な店舗揃えはアジアでもなかなかないのでは?そういえば、かの靴の巨匠ジミー・チュー氏も実は、マレーシア出身……。ちなみに、マレーシアでは、『マレーシア・メガセールカーニバル(7月~8月)』、『マレーシア年末セール(毎年11月末頃~1月初め頃まで)』F1グランプリに合わせて開催される『マレーシアGPセール(3月中旬~3月下旬)』と年に3回のビックセールがあるので、この機会をねらってぶらり週末旅に行くのもよいかもしれませんね☆

次回のゆるゆる一人旅@クアラランプールは、クアラランプールのシンボル『ツインタワー』がそびえ立つKLCCエリアに出没しようと計画中。その時まで、スラマッ ティンガル!!


エアーアジアバスはコレ!

大手外資ブランドの店舗も多いです。