from ニュージーランド 北島 - 10 - マンガファイビーチスクール農業祭。

(2009.10.29)

今年も小学校の農業祭がやってきました。ニュージーランドでは26日が「勤労感謝の日」の3連休で、とーってもいいお天気に恵まれ、私が着いた頃にはかなりの人出でした。

気持ちのいい晴れ空の下、農業祭が予定通り行われました。

私が生まれ育った福島県双葉郡富岡町でも農業祭がありましたが、野菜の品評会のようなものが中心でした。でも、ここは酪農の国、ニュージーランド。中心はもちろんこのかたたちです。

見て見て~!
こちらの羊さんもリボンをもらいました。
牛の部門もあります。
毎年出場しているエレン。
こちらは獣医さんの置物でした。
ちょっと疲れて休んでいたおじさんと羊さん。ちょっと触ってもいいですか?

小学校の敷地内に犬は入れないようになっていますが、牛や羊はOK。ヒモにつながれているのも犬ではなく羊や牛なんです。

うちの子供たちも何度かこの農業祭に出たことがあります。羊で2回、牛で2回。生まれたばかりの牛や羊にミルクを飲ませて自分で世話をします。どれだけ家畜が持ち主になついているかを競う部門と肉や毛の質を競う部門があります。ヒモにつながれたままコース内を歩いたり止まったり、ぐるっと回ったり。羊の場合は最後に審査員が羊を押さえ、子供が少し離れたところから名前を呼んだら飛んでくるかどうかを見るというのもあります。これは本当にかわいいです! ここのところ、農業をやめて土地を切り売りしてしまう農家が多いため、今年はだいぶ出場者も減りました。農業国ニュージーランドのイメージも少しずつ変わってきているような気がします。

また、それぞれの年齢層で楽しめるようなアトラクションもいっぱいです。だれがどこから借りてくるのだろうと思われるようなものもあります。

フェイスペインティングはいつでもどこでも大人気。
さすがニュージーランド。ファーマー御用達ブランド、ジョン・ディアも登場。
縦バンジーもありました。
神経を集中させて。。。取れるかな?
意外に難しい長靴投げ!
おじさんにはこちら。何回でクギを打ち付けられるか。
おばさんにはこちら。恭子ゲイフォードさんによるリフレ。私もお願いしちゃいました。
地元のダンスグループによる発表会。めちゃくちゃかわいかった!

こんなに周りの人ががんばっていたら、先生だって負けてはいません。

帽子を被ってチケットを売ったり。
オークションの司会は校長のMr フレッチャーとアシスタントのMr ゴア。「はい、そちら$25」!

ランチは子供たちと夫はミートパイ、私はサンドイッチを買って食べました。なかなかおいしかったです。

田舎には田舎の楽しみがあるニュージーランド。春の週末はちょっと遠出をしてこんなイベントを見に行くのもいいかも知れませんね。