from モスクワ – 7 - 黒パンジュース!!??

(2010.08.24)

1週間前の暑さは何だったのかと思うぐらい、あっという間に気温が低下。
(最高気温で比べると20度ぐらい)
ずいぶんと極端な気候である。
夏はあっという間にどこかに行ってしまうようだが、
夏が過ぎ去る前にロシア人の好きな夏の飲み物・食べ物をご紹介。

まずは、飲み物。

これはクワス(квас)という飲み物。モスクワの街に完敗である。あ、いや、乾杯である。

クワス(квас)である。
こうやって、夜にグラスを傾けるとワインのような感じだが、子供も飲める飲み物である。ライ麦を発酵させたもので、黒パン発酵させてもできるらしい。
黒パンの発酵ジュースというところかな。
ということで微炭酸という感じの飲み物。
これは人によって好き嫌いがあるが、はまると癖になる。危険なり。。

暑くなると街中にはクワス売りのお店が。本当は大きな黄色いタンクから売ってくれるお店の方が名物。

このクワスを使ったアクローシュカ(окрошка)という冷製スープも存在する。
それぐらいロシア人にとっては故郷の味のようなものなのだろう。
日本人が日本茶飲むと落ち着くようなものかな?
そう思って飲むと、少しだけロシア人の心に近づけた気がする。(多分気のせいだが)

あと、夏の食べ物と言えばこれ。

道端に突然山積みのスイカ。手前はメロン。

突如街角に現れたのは緑のカゴ。
中には大量のスイカである。
夏、こういったカゴが市内にたくさん出現する。
夏の早い時期よりも夏後半のスイカの方が美味しいのだとか。
しかしながら日本とは違い、切り売りはしていない。ということは、丸ごと??
どうもロシア人は丸ごと買っていくようだ。ロシア人、豪快だなぁ。
(さすがに一人暮らしでは食べきれないので、買うのは悩むな…)
ちなみに、1個いくらではなく、キログラムあたりで売っている。

おいしい飲み物と食べ物でロシアの夏は過ぎていく。

ロシア人の友人も含めてみんなで食す。おいしい!!