from ニュージーランド 北島 - 4 - 100%ピュア オリーブオイルに魅せられて。

(2009.07.07)
熟したオリーブの実。
植林中のドン。

私たちは10エーカーの“ライフスタイル・ブロック”で花を育てていますが、お隣のドンとテレサはオリーブを育てています。今日は2人のオリーブ農園『Echo Valley Olives』をご紹介します。

2002年の12月に土地を買い、オリーブの木を植えることからスタートしました。マンガファイにはいくつかのオリーブ農園がありますが、ここのオリーブオイルは各種の賞を受賞していて、最近では2007年のカンタベリー・ロイヤル・ニュージーランド・ショーでFrantoioが金賞と部門賞を獲得しました。

水に浸かったオリーブの実。
「こんな感じだよ」とドン。
大事に大事に育てています。

これはオイル用ではなく瓶詰めで売られるオリーブの実です。こうして毎日水を交換して、10日間真水に浸してから塩水に浸すそうです。最終的に瓶に詰められるまでには半年かかるそう。道理で高価なわけです。

冷却圧縮機。
でき具合をこうしてチェック。

ほとんどのオリーブは手で収穫され、冷却圧縮法でオイルになり、瓶に詰められます。

突然の訪問にも嫌な顔一つせずにオイルを並べてくれました。

テレサが見せてくれたオイルたち。左から、Pendolino、Leccino、Frantoio、Koroneiki。
Pendolinoがクレソンのような風味、Leccinoが柑橘系、Frantoioはナッツ、Koroneikiは新鮮な草の香り。その他にMarino(ルッコラのような味わい)、Ascalano(ライムの香り)もあります。これらは単独種で、Frantoio&Koroneiki、Frantoio&Marinoのブレンドオイルもおいしいそうです。

瓶の裏には手書きで賞味期限が書いてあります。
箱もおしゃれ。

「ここのオリーブオイルは火を通さずに食べていただくのが一番」とテレサ。使い方としては、絞ったレモンの汁またはバルサミコ酢と合わせてサラダのドレッシングにしたり、マッシュポテトをバターの代わりにオリーブオイルで作ったり、スターターとしてパンにつけたりというアイデアを紹介してくれました。

ドンの趣味はクラッシックカー。これで町中を走っていますから嫌でも目に入ります!
出荷準備中のちょっと若い頃の二人。

いろいろなところからの問い合わせも多く、テイスティングを含めたツアーも快く受け付けてもらえます。また、マンガファイ内のレストランやカフェでもEcho Valley Olivesのオイルを使用しているところもいくつかあり、この最高級オリーブオイルを使った料理を楽しんでいただくこともできます。Bon appétit!

 

Echo Valley Olives:

 http://www.echovalleyolives.co.nz
 Teresa@echovalleyolives.co.nz