from 北京 – 11 - 『百度娯楽沸点2008』。酔いどれ広報マン、水立方へ潜入。

(2009.02.27)
闇に浮かぶ、水立方 “Water Cube” 本当にキレイです。

春節が明け2月とは思えない春の陽気が続いていたのですが、先日2月中旬あたりに、干ばつ対策で政府が人工降雨(降雨ロケットを打ち上げてコントロールするのです。当局、恐るべし・・・)を行なって以降、北京には珍しい雪まで降り、あっという間に真冬に逆戻り。その一週間のうちで、最高低気温差で20℃くらいは違ったんじゃないかな、さすがに体調を崩しかけました。

そんな中、北京はオリンピック公園にあります水立方(Water Cube)で実施されました『百度娯楽沸点2008』に『百度』さんからのご招待を受けて、伺ってきました。このイベントは昨年一年間で、検索エンジン『百度』を用いて、最も多く検索を掛けられた歌手や俳優にアワードを授与する、というイベント。私は北京にいながら、実は ”Water Cube Virgin” 水立方は未体験でして。忙しい仕事の合間を縫って会社を抜け、同僚の刺さるような視線を背に、行って参りました!

まず建物内に入って、自分の席に向かう途中で見つけたのは、いわゆるレッドカーペット。時折「キャー!」という嬌声があがる中、それを見ても誰が誰だかまったく分からないワタシ(汗)。今回、同時に百度さんからご招待されて日本からいらっしゃっていた方々は、主にレコード会社関連の方々。当然、チェックの目も鋭いワケです。(あれ?場違い??)ところが、最初に案内をされたのは、舞台を横から見る・・・ってか、袖と舞台裏が真っ正面の席。これには招待された皆さんも苦笑い。でもまあ基本、裏方稼業のワタシとしては、これはこれでアリじゃない?と。キモチを切り替えて、いざ開幕を迎えたワケです。

正面から舞台を臨むと、こんな感じ。舞台はプールの上に作られているのです。
レッドカーペット。車が横付けされるたびに、嬌声が。で、誰なの?
舞台裏が丸見えの、ある意味「特等席」ってか、こんな席の設定って、アリ??

ところが、さすがは主催者様。ワタシは置いておいて、重要なゲストをお招きのため、開幕後に席をめでたく移動することに。ワタシもその恩恵にあずかった結果が、ドン。はいコレ、真正面。でも、出てくる人出てくる人・・・分かんねぇ〜(ゴメンナサイ!)周杰倫(ジェイ・チョウ)とか王力宏(ワン・リーホン)あたりくらいならかろうじて分かるんですけどね、と自分の中で言い訳めいたことを考えていたら、どこかで聞いたことのある曲が・・・コレは、ウチのスタッフの携帯電話の呼び出し音に設定されている曲だ!あとで調べると、張靚穎(ジャン・リャンイン)の「画心」という曲だそう。ワタシ的には彼女の歌唱力が圧倒的に印象に残りました。

移動した席は・・・これまた本当の「特等席」素晴らしい!
お気に入りの登場に湧く客席。アイドルのコンサートって、どこもこんな感じなのかな。
透き通るようなファルセットで、会場の全てが引き付けられた、張靚穎(ジャン・リャンイン)の『画心』。

その他には、日本でも話題になった、映画『赤壁』が最も注目を集めた映画として表彰されたり、人気のテレビドラマが表彰されたりしました。個人的には、『赤壁』に出演して受賞していた趙薇(ヴィッキー・チャオ)が印象的でした。印象的・・・言い替えれば、単純に可愛かった!ってコトですね。アハハ。

シンクロ選手が登場しての、水立方ならではの演出も。これには驚き!ました。
左が趙薇(ヴィッキー・チャオ)・・・カワイイです。
中国で7割超という圧倒的シェアを誇る、検索エンジン『百度』。日本の『百度』の今後の展開にも大注目です。

今回のイベントは、水立方をオリンピック後に初めてイベント会場として使ったモノだったそうです。さすがは、中国を代表する検索エンジンです。我々が、自分のクライアントのイベントに使おうとプランしても、なかなかOKとるのは難しそう。いろんな意味で、とっても勉強になりました。ありがとうございました! それでは、今回はこんなトコロで。ではでは、再見。