マッキー&マッハのトラベルトリッパー クイーンズランド州ケアンズ編 - 5 - 何かが盛り上がってる? クロコダイル発見!

(2010.07.27)

『デインツリーエコロッジ&スパ』から車で約10分で、デインツリー川リバークルーズの船乗り場に到着。
サトウキビ畑で囲まれた船乗り場は、風が吹くたびにざわわ~と揺れる音が心地よかったです。
今回は小型のボートで出発。船長はダン・イルビーさん。元々イギリス人でオーストラリアの自然に魅せられて移住したそう。

ここでのメインはなんといってもソルトウォータークロコダイル。淡水に住むフレッシュウォータークロコダイルは3mほどでそうそう人を襲うことはないそうだが、一方ソルトウォータークロコダイルは世界最大で凶暴!大きい物では7m以上にもなり、家畜の牛なんかも襲われたりするという。そんな恐ろしいワニに遭遇できるのか?いざ出発。

 

桟橋を離れて5分、ボートが川の中程にさしかかるとさっそくクロコダイルを発見!とイルビーさんが叫ぶ。しかし、肉眼では確かに何かが盛り上がってる!?くらいにしか見えず……。しばしとことこボートを進めると、マングローブの前に純白のサギが。ここではマングローブの木が、自然のまま生きています。マングローブは水が満潮になってもちゃんと光合成ができるように、根っこが上に伸びています。この森の中に12月から2月にかけて、クロコダイルは約70個の卵を生みます。

望遠レンズにて捉えた対岸のクロコダイル君。左が頭。
純白が際立ちます。どの国でも奇麗。
川はとても穏やか、小型ボートでのんびり気持いい。

2匹目のクロコダイル発見! 今度は近い。ちゃんと見えます。ボートが近づいてもビクともしない。と思った瞬間、水面がもわっと動きこっちにやって来る。もっと近くで見たい好奇心と恐怖感でテンションが上がる……。

動いた! と思ったら潜り始めて
そして目だけ水面に出して泳ぐ。これじゃ確かに近くにこられても気づかないかも。
マッチボックスビーン。このさやの中の種みたいな物が、実はディンツリーエコロッジ&スパで頂いたラッキービーンなんです。
朝咲いて夕方散るというハイビスカス。イエローからピンクに変化します。
もう、夕方だったのでピンクになっていますね。

Mangrove Adventures

一人50$(所要時間2時間・2人以上で予約可能)
http://www.mangroveadventures.com.au
danirby@austarnet.com.au
07-4090-7017

 
今回は体験ツアーだったため1時間弱のクルージングでしたが、見事クロコダイルに遭遇できました。普段は2時間くらいのツアーなのでもっと色々な生き物が見られるかも。ちなみに狩りのとき以外の行動はのんびりしているものの、獲物をしとめる時の瞬発力はもの凄いらしい。実は人も食べられちゃうこともあるみたいです。ボートの上は平気ですよ。

 

さて日も西に傾いてきたのでロッジに戻る。夜になると、それぞれのヴィラの部屋の明かりが木に照らされ、とても幻想的な風景になります。夜のレストランは、池に写る明かりが神秘的でまたお昼とは違った雰囲気、大自然の中で食す食事は、格別な味わいです。

今夜のオードブル。
ザリガニ、海老、牡蠣になんとワニの肉。ワニの肉はここで初めて食べましたが、淡白な味に、こりこりした歯ごたえが美味しかったです。ザリガニの下にあるのはお米。白飯と思い口に入れたら、ココナッツ風味にびっくり。お団子みたいな感じでした。
メインはオーストラリアでは良く食べられるバラマンディと呼ばれる魚。
他のところではホイル包みが多いですが、ここはさすがエコロッジ!ユーカリの皮で包まれてきました。

淡白な白身魚でさっぱりとした味わい、そこにピリッと香辛料が加わり日本人好みの味でした。
相方マッハ君、やはり肉を食らいついてます。こちらは和牛の子牛をオーストラリアで育てた肉を使ってます。やはりここは完全なる赤身。マッハ君曰く、赤身の肉の方が旨いんだよ!!

牡蠣が駄目な私も新鮮だったのでおいしく頂きました。
淡白な白身魚のバラマンディ。
オージーはいかに高く盛りつけるかが勝負らしいです。

 

マッキーがゲットしたおみやげ
虫除けミスト
100%オーガニックの虫除けミスト。レモングラスが入っているのでさわやかな香りで、顔にも安心して付けれます。24$

イランイランのミスト
皮脂分泌のバランスをとる効果があるイランイランのミストを購入してみました。
イランイランの香りが心をリラックスさせてくれ、美白効果も期待出来ます。
メイクの上からでも乾燥防止に使えるので、すごく便利です。39$

ブッシュトマト
前回ランチプレートのパンの横に付いていたバターに入っていたブッシュトマト。「Bush Tomato」を直訳すると、「野トマト」。アボリジニの人々にとって何千年もの間、貴重な食料の1つだった。ハーブ感覚で使用。ガーリックやバジルとの相性も◎

ここに泊まったらからこそ参加できるディンツリー・ナイト・リバークルーズもあります。目を光らせるクロコダイルや木の枝で眠る鳥の姿など、なかなか見る事が出来ない川の川辺が観察出来ます。外にも熱帯雨林ナイトウォーク、フィッシング、4WDツワーなども出来ます。

 

『ディンツリー・エコロッジ&スパ』

アドレス:20 Daintree Rd.,Daintree,QLD 4873
URL:www.daintree-ecolodge.com.au
料金:Spa Villa 598$ Standard Villa 550$ ※朝食付き
ホテルが通常アレンジするトランスファーは、ケアンズから片道$80(毎日12:30 発)
ケアンズからリムジンも予約すればOK。

クイーンズランド州政府観光局
http://www.queensland.jp/

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