LOOK JTB×マガジンハウス magazineworld『心ゆく旅・イタリアハイライト12日間』スペシャルサイトより その6 〜ローマの味 話題のアペルティーボの店『フレーニ・エ・フリツィオーニ』〜

(2010.04.01)

ローマでアペルティーボといったら下町トラステヴェレにある『FRENI E FRIZIONI(フレーニ・エ・フリツィオーニ)』。

古い建物、入組んだ細い路地、オレンジ色の街灯が情緒を醸し出すトラステヴェレには食事処・吞み処が多くローマの胃袋とも言われている人気の地区です。数あるお店の中でも常に人気なのがこのフレーニ・エ・フリツィオーニ。FRENIとはブレーキ、FRIZIONIとはクラッチの意味で2005年に車の整備工場をリノベーションしてオープン。クラシックなインテリアにひとつまみのスパイスを与える現代アートが印象的な店内は毎晩落着きあるお洒落な若者で賑わっています。イタリア人も外国人も集まるインターナショナルなパブです。

クラッシックなシャンデリアとポップアートがお出迎え。棚にはボドルがぎっしり。はしごに登ってボトルを取る姿は愛嬌があります。

残念ながらミラノほどアペ文化が発達していないローマでは、ビュッフェの品数・量が少なかったり値段設定が高かったりするのですがFRENI E FRIZIONIはワンドリンク頼めば19:00〜22時頃まで品数豊かなビュッフェが食べ放題!客層が落着いているせいか料理争奪戦にはならずゆっくりと食事を楽しめます。サバイバルシティー・ローマなのになぜ争奪戦にならないのか未だに謎なのですが。。やはり落着いた客層なんでしょうね。さて、店内を奥に進みますとビュッフェコーナー。季節の新鮮な食材を使った冷製パスタ、クスクス、フォカッチャ、生野菜のディップ、季節の果物など約10種類の日替わり料理が常にテープルを埋めています。しかも料が少なくなればすぐに次の料理が運ばれるというローマではなかなかありえない素晴らしいサービスです。ローマってなにかと放置プレーが多いので。。。頼んでもすぐ来なかったりとか。。典型イタリアンにこだわらず無国籍な料理の数々も魅力的。ちなみに今日は野菜のクスクス、トマトとツナとお豆のサラダ、リンゴの蜂蜜とシナモン煮が美味しかったです。そして忘れてはならないのがディップ用のソース。私は思いっきりクスクスなどに掛けてしまうのですが、これまた濃厚で美味。ミントソース、トリュフソースやエスニックなカレー味など5種類の味が楽しめます。肝心のドリンクは、ソフトドリンクから始まり生ビール、ワイン、カクテル、グラッパ、食後酒となんでも揃っています。なかでも人気なのはカクテル類で、ラムベースの摘みたてミント、清涼感たっぷりのライム、ブラウンシュガーを使ったモヒートが一番人気だそうです。

店前の広場にはテーブル席も。夏はやはりこのスペースが人気でいつも満席。しかし寒い冬でもなぜか満席。ストーブを置いてまでして外に座るその根性恐れ入ったものです。。店前はどこを見渡してもオープンスペースを愛する若者がグラスを片手におしゃべり。いつの間にか顔見知りが集まるローマの人気スポットです。

ビュッフェコーナー。大理石の大テーブルにならぶ料理達。衛生面にもしっかり配慮がしてありフライパンにはいつもフタがしてあります。
一番人気のモヒート。8ユーロ。
野菜中心のヘルシー料理が多いのでかなり健康的です。と言いながらおかわりして食べ過ぎてしまうことも。

FRENI E FRIZIONI

Piazza Politeama 4-6 (Trastevere)
(+39) 06 45497499

 

LOOK JTB×マガジンハウス magazineworldスペシャルサイトでチェック!
http://magazineworld.jp/special/jtb/