from 鳥取 – 49 - 期間限定、こだわりの「砂丘メロン」食べ放題プラン

(2010.06.11)

ちょっと前に、夕張メロンの初せりで2玉150万円もの高値がついたというニュースを見ましたが、私と同様、その値段に驚愕した人もいるのでは? そんな高いメロン、誰が食べるんだろう…、どんな味がするんだろう…と興味津々だったのですが、改めてメロンって高級品なんだな~と思いました。まあ、私の小言はこれぐらいにして…。

鳥取県には、観光地として有名な「鳥取砂丘」のほかに、「北条砂丘」があります。鳥取砂丘から西へ約30キロ、県中部に位置する北条砂丘では農業が盛んで、ぶどうや長いも、すいか、らっきょうなどが作られています。そして夏には絶品の「砂丘メロン」が収穫されます。

北条砂丘観光メロン園の宮本さん夫妻。

こちら「北条砂丘観光メロン園」では、有機栽培・減農薬にこだわったメロン作りが行われています。夫婦で農業を営む農園主・宮本幸美さん(上写真)は、脱サラ後、天然の有機肥料をふんだんに使い、農薬の量を最小限に抑えた安心・安全なメロン作りを約25年間続けています。

砂丘地に設けられた計15棟のビニールハウスには、約3,000本のアムスメロンが立体栽培で植えられています。
砂丘で栽培されることから「砂丘メロン」と名づけられたこのメロンは、糖度が15~16度もあり、何といっても食感がやわらかいのが特徴。宮本さんの話によると、一般の土壌より砂丘地で育てたものの方が、肉質がやわらかくできるそうです。

昼夜の寒暖差が大きく水はけが良いこと、そして適度な乾燥といった砂丘地独特の風土が、おいしいメロンを育てるのです。

左写真はまだ早熟のメロンで、下方に花弁がまだ残っている。ここから病気になりやすいため、地面に着かないよう一つ一つ吊り下げている。右写真は収穫間近のメロン。玉が太り、表面が白っぽくなってきたころが食べごろだそう。

そして重要なポイントは水。みずみずしい果汁の決め手となる水は、地下から汲み上げた井戸水を使用しています。このように肥料、水など、栽培にかかわるすべてにこだわり、宮本さんの愛情がたっぷりそそがれたメロン。現地へ赴き、お話を聞かせていただいて、だからおいしいメロンができるんだな~と、改めて納得しました。残念ながら私もまだ口にしたことが無いのですが、絶対食べたい!と、強く思いました。

実はなんとなんと、そのメロンを食べ放題!といった贅沢なプランがあるんですよ。内容は、ビニールハウスに入ってメロン狩りを体験(このとき持ち帰り用のメロンを収穫)後、砂丘メロンを20分間食べ放題!で料金は1,200円。

受付期間は、今年は春に冬のような寒い日が続き、遅れが出るかと予想されましたが、例年通りの6月20日から7月10日までということです。わずか20日間といった短い期間でしか味わうことのできないおいしい砂丘メロンを、ぜひみなさんも味わってみてはいかがでしょうか?

 

【砂丘メロン収穫体験&食べ放題プラン】

期間:6月20日~7月10日
場所:北条砂丘観光メロン園(鳥取県東伯郡北栄町国坂)
※右写真にある「ほくえい味覚めぐり」の青いのぼりが目印です。
料金:1,200円
※採れたてのメロンを産地特別価格で直売します。郵送もできます。
その他:個人対応、団体対応とも可能です。1週間前までに事前予約が必要です。
問合せ先:北栄町観光協会(北栄町役場企画振興課内)
Tel. 0858-37-5864  Fax. 0858-37-5339
HP:北栄町ホームページ(メロン収穫体験&食べ放題プランご案内)