from プーケット - 7 - 今回は、若かりし日のレオ様に同感かも。ピピ島一日ツアー体験談

(2010.02.15)

日々、トロピカルな晴天が続くプーケットでございます。お天気の良い日は「観光日より」ということで、たまたま用事があって今更ながら、(というか、またかよといったほうがいいかも。)ピピ島に行ってきました~。ワールドワイドの観光サイトとして名高いピピ島。昨年はピピ島の写真が必要でおもわず参加したツアー、一昨年取材でフェリー使用のツアーと過去何回かピピ島へ行きましたが、陸も海も観光客がウジャ、ウジャ。海水も予想に反して綺麗では無かったし、レオ様ことレオナルド・デカプリオ主演の「ザ・ビーチ」の伝説の楽園と設定されたことで有名な『マヤ湾』なんて、国立公園だというのにホワイトサンドにペットボトルや空き缶がそこいらに落ちていて正直「幻滅」状態。

一番感激したのはこのビーチよね。やっぱり……。

まったくもって今回のピピ島ツアー参加は期待していなかったのですが、結論から先にいわせてもらうと、今回参加したツアーは、予想外にピピ島の海の素晴らしさを満喫したツアーでした! なんせ、利用したスピードボートも定員20名様までで少人数制で船上も快適そのもの。お天気も良いだけでなく、幸運にも風もなかったのでフラットな水面を走らせてピピ島まで所要約1時間30分。ツアー第一ポイントは、ピピレイ(Phi Phi Lei)島に位置する「アオヌイビーチ」。どうやらあたし達の船が一番乗りだったらしく着いた時はプライベートビーチ状態なうえ、ひゃ~、すごい。なにがすごいって、旅行雑誌の写真をそのまんまチョキチョキ切り抜いたみたいな風景。マジ、パラダイス。村上龍氏の本のタイトル「限りなく透明なブルー」という言葉がぴったりな、そう、ホンモノ、クリスタル・ブルー。在プーケット歴が長いのにこんな素敵なビーチがあるのを知らなかったです。

夢のようなビーチでのんびりシュノーケリングした後は、他のシュノーケリングポイントへ移動。その後「ラグーン」と呼ばれる入り組んだ湾で更にカンゲキ~。水の色が、ほら、たとえるなら世界遺産として知名度のたかいイタリアのカプリ島にある「青の洞窟」の海の色みたいな。といっても、カプリは写真でしかみたことないけど……。



透明エメラルドグリーン★


79才のおばあちゃんも魚と戯れ大感激~。


船長さんもクルーも仕事を忘れて大はしゃぎ。

それはさておき、その後ボートは、お猿さんが住んでいるビーチ「モンキービーチ」へ。満潮の為にビーチには上陸できませんでしたが、お猿さんは木の上でのんびりくつろいでいらっしゃいました。ピピ島のメインアイランドピピドン島のプライベートビーチがあるリゾートでビュッフェスタイルのランチ。観光客向けのランチとあって辛い物抜き。パンチのある辛さを欲するあたしは迷わずタイ人スタッフ専用ランチが並んでいる場所へ。ホットな食事でお腹大満足。1時間ほどのビーチでのランチタイムを挟み、「燕の巣」で有名なバイキングケーブへ。も洞窟の中には入れないのでボート上でガイドさんの説明を聞いていたらなになに、「燕の巣」は美肌効果あり? 帰ったら陸に戻ったら早速コンビニで燕の巣ドリンク購入しようと決意したのは言うまでもありません。そんなことはどうでもよくて、次のポイントはピピドンの水深1~2メートルの魅惑的ラグーンで食後のスイミング。あ~、癒される~。自然のプールですよ~♥

有名「マヤ湾」楽園です。

最後はあの、デカプリオ様が出演した映画『ザ・ビーチ』のとして名高い「マヤ湾」へ。こ前回来た時はボート、ボート、ボートと停泊するボートの嵐だったのですが、今回は午後に訪れた為か、のんびり。今回はビーチにゴミは落ちていませんでした。それよりも、島の奥手から反対側のロサマ湾に出られちゃうのもすごいかも! 今更ながら「アメージングタイランド」状態。うんうん、これなら、ビキニと素足で毎日ハッピーに過ごせそう。



島の中に入っていくと……。


梯子が。がんばってのぼってみると。


じゃ~ん。マヤ湾の反対側はロサマベイでした~。

帰りの船の上で今回のトリップガイドさんの新婚ほやほやジュンジュンに「しらなかった~。素敵な場所がこんなにたくさんあるの~。」と伝えたら「ほとんどのツアー会社は午前中に有名なマヤ湾があるピピドン島周辺ですませるけど、ぼくらのツアーは時間差攻撃で人が少ない場所に行くんだよ。」と。なるほど。ココにポイントあり? 観光だけではなく、魅力的な場所で海と接する事も多かったし。参加するツアーによって同じピピ島でもここまで違うと思うとなんだか目にウロコ状態。やっぱりなんでも「みんなと同じことはしてはいけない。」ということなのかな~? 勉強になりました! あ、それとこちらのツアー会社は他のツアーよりもお値段が少々張るので、やっぱりコストパフォーマンスと満足度は比例しているのということなのかしら? そうだ、これからは名刺に『ツアー評論家』と書くことにしよう。冗談はさておき、プーケット在住10年近くで今更ながらピピ島に感激した観光客度100%のあたしでした~★

 

今回利用したツアー会社:
Phuket Adventures (プーケットアドベンチャー)

サイト:http://www.phuket-adventures.com/welcome_en.htm

*リクエストによって日本語ガイド付き。