from 仙台 – 5 - デザインと美の競演、仙台 定禅寺

(2009.01.23)

杜の都・仙台の象徴であり、仙台の芸術と文化の中心、仙台定禅寺通りは、世界でも有数の美しいストリートであり、彫刻、建築、アートワークと今や、デザインによる、美の競演が繰り広げられております。

ファッションピープルのなかでは、仙台市役所や夜の歓楽街国分町等、伝統的な仙台側を定禅寺イースト、伊東豊雄設計のせんだいメディアテークや世界のデザインシーンをセレクトしたショップ『international』など、アバンギャルドな仙台側を定禅寺ウエストと呼び、伝統からエレガントからパンクからコンテンポラリーまで、混在する刺激的な地区です。
その緑こぼれるケヤキ並木は、創造を超える色彩の洪水や、官能をも超える陶酔的アートをしたがえ、魂までも酔わせる、魅惑のコンテンポラリーアート空間へと、変貌しようとしており、アートとは、何よりも喜びであるということを表現しようとしております。

イーストには、エミリオ・グレコの『夏の思い出』や吾妻兼治郎の『時の広場』などの具象、抽象彫刻、阿部仁史の『青葉亭』、木村浩一郎の『super glory』のアートワークなど、正統派の作品が点在しており、ジャズフェスティバルもおこなわれ、大人の落ち着いた空間を感じさせます。

定禅寺通りのケヤキ並木とエミリオ・グレコ作『夏の思い出』

ウエストは、伊東豊雄のせんだいメディアテーク中心に菊竹雪の『BLUE IS INFINITE』、木村浩一郎の『international』などのコンテンポラリーなアーティストの作品から、日本のクラブシーンを代表する『CLUB ADD』、エッジなクリエイターが集まるアンダーグラウンドな『BAR imago』や、小さなギャラリーやカフェが数多く点在し、アーティスト、デザイナー、ミュージシャンやファッションピープルがどんどん移り住む、アートフロントのエッジなエリアです。

世界初のマグネシウムチェア『anarchy mackintosh』と『super glory』
伊東豊雄設計、世界を代表する建築、『sendai medeiatheque』
BLUEが通りにパッションを与える、菊竹雪作『BLUE IS INFINITE』
仙台から世界を挑発、PINKといえば、木村浩一郎の『international』

皆さん、仙台は、どういうイメージをお持ちですか? 
政宗、牛タン、ずんだもち?
私が仙台のアバンギャルドなアートフルコースをご案内しましょうか?