from 北京 – 1 - 酔いどれ広報マン中国をゆく。

(2008.10.16)

はじめまして、プラップジャパンというPR会社に勤務しています、フナハシと申します。現在、中国・北京にある子会社に勤務し、主に日系企業の広報活動支援・コンサルティング業務に就いています。

ひょんなご縁から、コチラで拙文を綴らせて頂くことになったのですが、中国に住む、ヒトリの日本人として、中国のオモロいこと感じたことなど、いろいろとご紹介できればと思います。さて、初回は何を書こうかと散々悩んだ訳ですが、まずはやはり今年最も中国で盛り上がった、アレ。北京オリンピックに触れないワケにはいかないかと。

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デザイン的には、やはりHerzog & de Meuron(ヘルツォーク&ド・ムーロン)による「鳥巣」とオーストラリアの建築事務所PTWによる「水立方」が話題でしたね。前者に関しては映画まで出来ちゃうくらいでしたから。

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でも、私が実際に「鳥巣」に行って気になったのは、会場至る所に点在するサインや照明。サインはカワイイし、照明なんて軽く北欧テイスト?? さらに競技場の外の街頭は、なんとミニ鳥巣!! やるねぇ、と思った次第です。

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あと、オリンピックで印象に残ってるのは、会場内のビールの安さ。いくらだと思います? 5元(=約75円)ですよ! フツー日本とかでは競技場内って、いい値段とるじゃないですか。こちらは会場外のコンビニとほぼ同じ値段。これにはビックリでした。

これは中国の一般市民の物価に合わせて、決められているのです。北京の外地からチケット握りしめて、苦労して出てきた一般の人に、会場内でそんなボッタクリしたら、暴動が起きかねません。外国人向けのホテルやレストランなど軒並み値段を釣り上げられましたけど。中国人は中国人に優しいんです。全く、美談です。(実際はその戦略は裏目に出て、ホテルは空室が目立ったワケですが……)

さて、これからこんな調子で、おおよそどうでもいいようなハナシを、ゆるーく綴って参ります。読んでくれた人が、ちょっとでも中国に興味を持って貰えると嬉しいな、と思っています。これからお付き合いのほど、どうぞヨロシクお願い申し上げます。