from 北京 – 17 - 酔いどれ広報マン、餃子ホームパーティ潜入

(2009.07.13)

ニイハオ!北京は、すっかり夏。毎日35℃前後まで上がり、うんざりしてしまいます。それでも湿度の低い北京は、東京より快適?な気もします。

海外で働く駐在員は、新規赴任や帰任、転任などで人の入れ替わりがしょっちゅうあります。私もこちらで働き始めてはや2年が経ちましたが、数多くの出会いと別れ?を経験しました。通常、日系企業は新年と新年度というのがそのタイミングになるコトが多いのですが、7月は決算を終え新しい体制となるタイミングで、意外とそういった出入りが多い月でもあります。今回は、こちらでお世話になった方のお別れ会、ご自宅での餃子パーティに潜入してきました。

きれいに並べられた餃子たち。ちなみに、下に敷いているのは、包んだ餃子を置くための専用のものだそう。さすが本場。

そのご自宅は、日本人駐在員も多く住む事で知られるマンション。ウチのスタッフが料理を準備するというので、私は・・・ワインを持参。(芸が無い!)皆が準備をしている間、私は飲みながら語らう・・・というシゴト?に勤しみました。そんな私にも活躍のチャンスが到来!餃子包みです。

もくもくと作業をするスタッフを、ビール片手に撮影に勤しむワタシ。あれ、役に立ってない?
中国の男性は、家事が出来ないと結婚できない?そうです。なるほど既婚者、確かに手際が良い。
この餃子の餡は、ニラ、豚肉、炒り卵(!)だって。日本はキャベツとかが入るけど、こちらではマストではないんですね。

中国で餃子と言えば、基本的には水餃子。日本で「水餃子」というと、スープの中に入っているものもありますが、こちらはそうではなく「茹であげ餃子」を指します。それゆえ、包む時はしっかり包むように、とのご指示。了解致しました。

こちらでは、餃子の皮も、手作りで売っているそう。日本のものよりも厚みがあって、モチモチと伸縮性がある感じ。
包むのに夢中になると、みな、言葉少なに。これは上海蟹を食べる時に見る光景と同じか。
はい、ワタシの作った(包んだ)餃子。結構キレイに包めてるんじゃないの?

出来上がりは、熱々をみんなで。こちらでは、餃子には黒酢をつけて食べます。日本だと酢に醤油をたらしますが、こちらは黒酢だけ。私も最初は慣れませんでしたが、今ではそうやって食べるのが一番好みです。さて、夕方早くから始まったこのパーティ、いろいろと話は尽きず、最後はダーツやパターゴルフで遊んだりと、送別会ということも忘れて?みな大満喫。(すいません!)でもこれは別れではありません。これからもきっと、色々とご一緒できる機会があるよう祈念して「さよなら」ではなく「再見!」ということで。ありがとうございました。

男性スタッフ(既婚)の作った、手羽先のコーラ煮。ピリ辛で旨い。うーむ、ワタシも花婿修行しないと。。
ビールはやはり、燕京(イェンジン)ビール。1缶が2,8元くらいなので、日本円では40円くらい。そりゃ飲み過ぎちゃうワケで。
ますますのご活躍を祈念して、みんなで乾杯!(ガンベイ!)中国生活、本当にお疲れさまでした。