from 北京 – 13 - 酔いどれ広報マン的 ”3泊4日北京観光ツアー” 其の一。

(2009.04.27)

ニイハオ!北京は春を通り越して、夏のような暑さになって来ています。こんなに天気が良いと、お出掛けしたくなるのは、必然。そんな時にタイミング良く、週末を利用して友人が北京に観光に来ることに。私も乗っかれとばかりに張り切って計画を練り、アテンドしてきました! 今回は友人にも協力を頂き、実際の旅行の行程を、流れを追ってご紹介。

まずは基本情報から。今回、友人はHISのツアーを活用。そのお値段は、ホテルにエアに諸々込みで45,000円!エアはANA指定、ホテルはアクセスの良い新世界飯店(レム・コールハース建築のCCTVビルの真正面!)ですから、素晴らしいコストパフォーマンスです。だって、私が北京-成田の往復をこちらで買うより安いんだもん……(これってどーゆーカラクリなの?)初日は金曜20:10に北京着の便、最終日は8:30北京発の便。つまり実質2日間ってコトですね。この辺りも安さの理由なのかな。

 

■ツアー1日目
北京首都国際空港に20時過ぎに到着。ツアー客は友人一行の他に一組。空港からホテルまでは道が空いていれば30〜40分程度なのですが、HISの送迎バスが他の一組が泊るホテルに先に行ったため、結局ホテルに着いたのは22時。ホテルに着くと、私がお出迎え。「歓迎你来北京!(北京へようこそ!)」チェックインして、早速夜の街へGO!! まずは北京のバーストリート三里屯へ。

まずは見学をかねて、以前本コラムでも紹介した隈研吾デザインの最新ホテル”opposite house”へ。ホテル内のお気に入りのバー”Mesh”。金曜の夜は、店内に座りきれずに立って飲む人が入り口外まで溢れ帰っています。私は立ち飲み客を掻き分け、奥までズカズカ入ってゆき、服務員に「席ないのー?」と答えの分かりきった質問を軽くかましてみる。そしたら何と目の前でソファが空いた!奇跡!まずは美味しいカクテルとデザートにありついて、ここからスタートです。

世界遺産、万里の長城。その雄大さには、誰しもが心を奪われます。必ず押さえるべき「定番」ですね。
ホテルのはす向かいには、先日大きな火災で話題になった、CCTVビル。有名なメイン棟は無事でした。
opposite houseの夜のエントランス。常に色々なアート作品が展示されています。
バー”Mesh”のデザートプレート、その名も”Dessert BENTO”。どれもキチンと作ってあって、ちゃんと美味しい。他にも”Cheese BENTO”なんてのも。
“Meshという”名の通り、店内にはスチールメッシュが天井や仕切りに使われています。私おすすめのカクテル”Apple Ginger Aviation”

その後は、opposite houseの裏手、クラブが集まるエリアを抜けた奥にある、老舗の胡同ピザ屋”The Tree”に移動。ベルギービールを片手に、チープな旨さの中国風ピザを。店内はピザ釜のの熱気と、中国人、欧米人が入り交じった、カオスな空間。服務員(店員のこと。「フーユエン!」と呼びましょう)の愛想が悪いのはご愛嬌。この時点で深夜0時を回り、明日からの相談を。「明日も早いし、そろそろ帰る?」「え!? まだまだこれからでしょ?」ってことでもう一軒。ローカルな24時間お粥屋さん「好記粥舗」で、今度こそ締め!! ここのお粥はわずか100円程度。鶏肉のお粥が私的ベストです!深夜2:00にホテルに友人を送り届けて解散。「明日は朝7:30集合でーす」 (其の二へ続く)

“The Tree”のピザ。手作りの生地が美味しいです。ナポリピッツアとは一線を画す、「懐かしい」味の「ピザ」です。
三里屯からタクシーでワンメーター。クラブなどが集まる工人体育場の南にあります。深夜でもお客さんがひっきりなし。
右上から時計回りに、鶏肉粥、燕京ビール、雪菜と牛肉の粥、白菜の黒酢炒め、豚肉とキャベツのお粥。これで800円くらい。